【検証】Gemini3proで“副業時間ゼロ”を実現できるか?

どうも、スシルです。

最近、僕の界隈でも騒がしいですね。「Gemini 3.0がついにGPTを超えた」「これで全自動で稼げる」なんて声が、雨後の筍のように湧いて出ています。

正直に言います。

僕は「不労所得」とか「作業時間ゼロ」という言葉大好きですが、まぁほぼ嘘なんですよねw

なぜなら、その甘い言葉の裏には、必ずと言っていいほど「思考停止したカモ」を釣るための罠があるからです。

今回は、話題のGemini 3.0を使って、巷で言われている「AI丸投げ副業」が本当に通用するのか?
ちょっと検証しておきました。

1. まずは「AI丸投げ」の絶望的な実例を見せよう

よくある情報商材で「AIに記事を書かせてアフィリエイトで稼ぐ!」というノウハウがありますよね。
Gemini 3.0は「日本語が自然」と評判です。

じゃあ、完全に丸投げしたらどうなるか。

僕が以下のプロンプトを投げてみました。

指示: 「30代の会社員に向けて、副業で稼ぐための情報商材を売るためのセールスライティング記事を書いて。読者が今すぐ買いたくなるように。」

補足ですが
この記事を投稿したのは
僕の部下が運営しているプラットフォームでの記事になります。

出力された記事(抜粋)

「今の給料に満足していますか?将来が不安ではありませんか?副業を始めるなら今がチャンスです!この教材を使えば、あなたもスキルなしで始められます。成功への第一歩を踏み出しましょう。リスクを恐れずに挑戦することが大切です。」

※元記事バレ防止のため、変更した一部だけの公開です。

……うん、ゴミですね。

6000文字の記事を書きましたが、AIが記事を書いて人間の購買意欲が掻き立てらるほどの
セールス記事は書けません。

これでは、「不安を煽って、解決策を提示する」という教科書通りの構成なだけで、読み手のドロドロした欲望や、財布の紐を緩めるための「共感のフック」が皆無です。

「AIに書いてもらった記事で寝て稼ぐ」 この幻想は、Gemini 3.0になっても完全に嘘だと断言します。

まぁこの記事書いてまだ1日目ではありますが
アフィリリンクは一回も踏まれてません。

本来なら、1日で30リンク程度は踏まれるんですが・・・・

2. 【実践】2日間で「ツール販売」やってみた

じゃあ、Gemini 3.0は使えないのか? いや、使い方が間違っているだけです。

今回のアプデの本質は「文章力」ではなく、「コーディングとデザインの実装力」にあります。

 

そこで僕は、「記事を書く」のではなく
「稼ぐためのシステム(Webツール)を作る」方向に舵を切りました。

目標は収益化です。

DAY 1:診断ツールの爆速開発

「診断コンテンツ」です。 記事を読むのは面倒でも、「あなたの〇〇タイプ診断」ならついポチってしまいますよね?

以前も、そういった教材レビューしてますし。

【やったこと】
Gemini 3.0(プレビュー版のコーディング機能を使用)にこう指示しました。

指示: 「ブラック企業耐性診断」というWebアプリを作って。
10個の質問に答えると、最後に辛口なアドバイスが表示される。
デザインは、少し毒々しいネオンカラーで、モダンなUIにして。
診断結果画面には、転職サイトへの誘導ボタン(アフィリエイト想定)を配置すること。

結果制作は15分で完了しました。

 

しかも、以前のAIなら「コードを書きました、あとは自分で貼り付けてね」だったのが、ブラウザ上で動くプレビューまで完璧に仕上げてきた。
デザインも、僕が指定した「毒々しいネオンカラー」を、プロのデザイナーが調整したようなバランスで出力してきました。

そのツールを使って、現状広告報酬が120円程度入ってますw
まぁ実績を出すほどじゃありませんよね。

 

僕がやったのは「ボタンの色、もう少し暗くして」「診断結果のテキストをもっと煽る感じで書き直して」と指示しただけ。

DAY 2:SNSでの拡散と集客

作ったツールをサーバー(無料のVercelなど)に上げ、X(Twitter)で拡散用のアカウントを運用させました。

ここでもAIに「バズるツイート」を書かせようとしましたが、やはり微妙

なので、「構成案」だけ作らせて、最後のスパイス(皮肉や人間味)は僕が手動で入れました。

Gemini案: 「ブラック企業に疲れていませんか?診断してみましょう!」
スシル修正: 「『うちはアットホームな職場です』←これに殺意を覚えたら末期です。あなたの社畜度、測ってみる?」


3. 2日間の成果報告

さて、実践の結果発表です。

  • 開発費: 0円

  • 開発時間: 実質1時間(AIとの対話含む)

  • 集客・運用: 2時間

  • PV数(想定): 初動で300PV程度

  • 収益: クリック数件(120円)

まぁそんなものです。

今回は1つだけ作りましたが、このスピードなら「恋愛診断」「副業適性診断」「金運診断」……と、質が高いコンテンツを10個、20個と量産できるということです。

4. 結論:Gemini 3.0の正しい評価

今回の検証で分かった「本質」をまとめます。

× できないこと(失望ポイント)

  • 「思考停止」で稼ぐこと。 AIはあくまで「超優秀な手足」であり、「脳みそ」ではありません。記事の魂や、マーケティングの「悪魔的な仕掛け」は、まだ人間が考える必要があります。

○ すごいこと(称賛ポイント)

  • 「技術の壁」の消滅。 ここだけは、手放しでGemini 3.0を称賛します。HTML、CSS、JavaScriptがわからなくても、プロ級のWebアプリやLPが一瞬で作れる。これは、Web制作会社を潰しかねないレベルです。

Gemini3proは
能力は高いと思いますが、僕としてはGPT5よりも文章に親しみがあるけど
それが、なにか人間の購買意欲を掻き立てる事は不可能ですので、まぁ そんなものか。レベルです

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